のお話。
『直す』というコト。
突然ですが、と言うか、今更ながらと言うか、ご存知の通りと言うか....
私の主となる技術。
車の『 鈑金塗装 』
車の凹みやキズ、はたまた激しく衝突した車まで。
直すワケなんですが。
一重に車と言ってもいろいろな素材が使われていて、
それぞれの素材によって直し方や使う材料が変わってくるんですが。
基本的にボディーは鉄ですね。
バンパーの素材ってのは、いろいろありまして、
その中でも、通称『エアロ』と呼ばれるもの。
それには、FRP素材のものが多く、
その『エアロ』修理と同じ感覚(ボク的にね)なのが、
サーフボードのリペア。
割れを発見しまして、
さて、車屋的リペアへ!
まずは、割れた部分を全て削りとります。(320番のペーパー)
この後の作業の足付けの役割も兼ねて。
割れの部分がすべて削りとられましたね。
手で触ると少々凹んでます。削られた分ですね。
で、しっかり水分を切り、脱脂。
そこで登場がコチラ!
FRPの修理のトキに使う材料。
サーフボードのリペアキットに似てますね。 笑
で、これらを混ぜ、
塗り込んで盛る。
指触で硬くなったからといって慌てるなかれ。
最低でも半日は寝かす。
で、上の『削る』作業を繰り返す。
削った量や面積、溶剤の塗り方にもよりますが、今回は2回、上記の作業を
繰り返しました。
すると、こんな感じ。
自分で言うのもなんですが、
ラインの出し方、R(曲線)の出し方、共に完璧です。 笑
この後は、ペーパーをどんどん細かくしていき、
最後にコンパウンドで磨けばツヤ(サーフボード的)が戻るでしょう。
今回と同じ方法でリペアした、もう1枚のサーフボード。
実はコレ、7年前にリペアした痕です。 (今回よりもガッツリのリペア)
7年経っても、しっかりとした食いつき、劣化もほとんどみられず。
(まーたいして使用してなかったっていうのもあるかもしれませんが。 笑)
車屋的リペア。
正しいかどうかは知りませんよ。
でもね、これでさらに愛着が沸いてきたコトは事実。