リペア

のお話。

『直す』というコト。


突然ですが、と言うか、今更ながらと言うか、ご存知の通りと言うか....

私の主となる技術。

車の『 鈑金塗装 』


車の凹みやキズ、はたまた激しく衝突した車まで。

直すワケなんですが。

一重に車と言ってもいろいろな素材が使われていて、

それぞれの素材によって直し方や使う材料が変わってくるんですが。


基本的にボディーは鉄ですね。

バンパーの素材ってのは、いろいろありまして、

その中でも、通称『エアロ』と呼ばれるもの。
IMG_18381.JPG

それには、FRP素材のものが多く、

その『エアロ』修理と同じ感覚(ボク的にね)なのが、


サーフボードのリペア。
IMG_18041.JPG
割れを発見しまして、


さて、車屋的リペアへ!


まずは、割れた部分を全て削りとります。(320番のペーパー)

この後の作業の足付けの役割も兼ねて。
IMG_18051.JPG
IMG_18061.JPG
割れの部分がすべて削りとられましたね。

手で触ると少々凹んでます。削られた分ですね。

で、しっかり水分を切り、脱脂。


そこで登場がコチラ!
IMG_18351.JPG
FRPの修理のトキに使う材料。

サーフボードのリペアキットに似てますね。 笑

で、これらを混ぜ、

塗り込んで盛る。
IMG_18201.JPG
指触で硬くなったからといって慌てるなかれ。

最低でも半日は寝かす。

で、上の『削る』作業を繰り返す。


削った量や面積、溶剤の塗り方にもよりますが、今回は2回、上記の作業を
繰り返しました。
IMG_18261.JPG
すると、こんな感じ。


自分で言うのもなんですが、

ラインの出し方、R(曲線)の出し方、共に完璧です。 笑




この後は、ペーパーをどんどん細かくしていき、

最後にコンパウンドで磨けばツヤ(サーフボード的)が戻るでしょう。



今回と同じ方法でリペアした、もう1枚のサーフボード。
IMG_18311.JPG
実はコレ、7年前にリペアした痕です。 (今回よりもガッツリのリペア)


7年経っても、しっかりとした食いつき、劣化もほとんどみられず。

(まーたいして使用してなかったっていうのもあるかもしれませんが。 笑)




車屋的リペア。

正しいかどうかは知りませんよ。

でもね、これでさらに愛着が沸いてきたコトは事実。

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Profile

★ HIROKI ITO

岐阜在住、1980年”イチ”か”バチ”かの日生まれ。 典型的O型。 高校卒業後、インテリアデザインを学ぶ。が、その後、車好きが高じて、車業界へDIVE。そして、2006年初頭に新古車販売、修理、車検、板金塗装、保険等が全て自社にて行える体制を整え、岐阜市北鶉に”LOCAL AREA”を設立。 岐阜を愛し、岐阜に生きる。 大垣を愛し、大垣に生きる。 今宵も、カメラを握り締め”STREET”を練り歩く。 ”The footwork rather lightly” ”As for the life, as for 1's, the name, it is a generation to come”

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2012.03.22

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