アメリカの無差別人体実験というべき
広島への原爆投下が行われてはや65年。
春に広島に行った際、
ひさしぶりに平和記念館に足を運びました。
そこで見た、体験者たちの体験記に衝撃を覚えました。
多くの方の体験記の中で
全身やけこげて「水!水!水!!!!」と叫ぶ被爆者に対して
水を飲むとその後すぐに死んでしまうから
絶対に水を与えてはいけない!ということで
水を一滴もあげることができなかったことを
未だに後悔されている方々の深い罪悪感が絵と文章から伝わってきました。
「どうせ死に至るのなら、あの時
コップ1杯の水を飲ませてあげればよかった」と・・・。
多くの方の心の中で
被害者として、また加害者として
あの悲劇がまだ続いているのだと感じました。
そして8月6日の今日、今年も平和記念式典が中継されました。
その中で広島の小学生による平和の誓いに、感動しました。
ハート、言霊のこもった素晴らしい誓いの言葉でした。
また、核や戦争をなくすことだけでなく
身近に起きている、いじめや暴力、あらゆる争いをなくすことが
今に生きるわたしたちの使命・・・という趣旨の内容でした。
たしかに・・・と心打たれました。
世界で起きる戦争や、ニュースにみる暴力事件を
他人事のように批評しながら、
大切な人や家族、職場で争いを続けるわたしたち。
すべての争いは無関係ではないですよね。
そんなことを気付かせてくれた8月6日でした。
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