1月31日 月末
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★ YUKIHIKO TAMAI
1976年岐阜生まれ。
某大手パッケージ会社に勤務。
東京で6年間、ショッピングバッグ(紙袋)の会社に勤務したくさんのものを見て刺激を受け、たくさんの人に出逢い多くを学び、仕事の楽しさ・おもしろさに夢中になり、店長の座に座るが、更なる刺激・出会いを求め、オーストラリアへ短期留学、そこでもたくさんの人に出会い、刺激をもらい帰国。運命?「あそびの師匠」出会い毎日が刺激ある日々に・・・師匠の「大人が全力であそばなあかんのやて!」の名言を実行するべく、日々、仕事に遊びに全力投球中!
自然が大好き・人が大好き・音が好き・紙袋大好き!
☆ for Mobile
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2012.02.05
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小耳に挟んだ話。
「よこいさん」の串カツが切れたらしい。
噂では、AKBのあっちゃんよりも堂々と屋台のセンターを陣取る
背中がたくましい、お千代保は関係ないが、おちょぼ口の
インテリサラリーマン風の男性がいたそうな。
火傷もかえりみず、豪快に油の中に手を突っ込み、
串カツのつかみどりの様に、我先にと両手に串をつかむ。
キメの笑顔と同時に、「よこいなう」と小声でつぶやく。
その一瞬の間に、指の間には綺麗に串カツが並ぶ。
そしてアツアツの串カツを、一気に一口で芸術的に食いちぎる。
串が口に刺さらないかと思うが、早すぎて凝視出来ない。
ただ、写メはやめろ、FACEBOOKには出すな、事務所を通せ、と、
サラリーマン風なのに芸能人気取りの意味不明な事を小声でつぶやく。
時には、ソースとどてを左右で同時に突っ込んで見せた。
その手をクロスさせ、「串カツウィッシュ」と小声でつぶやく。
時には、その両手を掲げ、「熊手」と小声でつぶやく。
時には、片手を構え、「ウォーズマン」と小声でつぶやく。
いい加減、恥ずかしいなら止めればいいのに、と誰かが言った。
気づけば、誰も屋台に寄りつけないほどに一人で盛り上がっていた。
何分占領していただろう。
冬の寒さで長くも感じ、内容の薄さに短くも感じた。
ただ、鍋の串カツはカラだった。
店主が慣れた手つきで揚げるスピードも追い付かない。
しびれを切らした店主が、いい加減帰ってくれと言った。
「チャーローー!!」
男性は、声を張り上げた。
そして、串をまとめて束ね、「1本しか食ってない」と言い張った。
「それだけ食って、しょーもない事ぬかすな」と、呆れた様子の店主。 「そんな太い串あるか!?」と乗っかって聞くと、
「俺にはこれ位で1本や!」とまた子供みたいな事を言った。
全く相手にされなくなった空気を察してか、
油まみれの手を無造作に財布に突っ込み、普通にお金を払った。
かと思いきや、「4000万円だから、500万円のおつりくれ」と小声でつぶやいた。
500円のおつりを受け取ると、「たりんわ」と小声でつぶやいた。
散々言葉を吐き捨てていたが、ほとんど小声でつぶやいていたので、
結局ギャラリーが記憶しているのは、「チャーロー」だけだった。
「あー腹減った、また来るわ」とつぶやいて去って行った背中は胃大だった。
この後、お供えの油揚げを食べるものと勘違いして買い占めて行ったのは、言うまでもない。
ルンルンで帰る背中には、やたらとロウソクが煌々と輝いていたらしい。
あくまでも、誰かがつぶやいていたのを小耳に挟んだ話。
みつお2012さん
ご無沙汰してます。
ながっ!
ありがとう。