AC(アダルト・チャイルド)
8.24, 2015
自分がACだとわかってから、
AC関連の本を何冊か読みました。
・「重すぎる母、無関心な父」信田さよ子
・「ヘンでいい。―「心の病」の患者学」齋藤学
・「心の傷を癒すカウンセリング366日」西尾和美
・「アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす」西尾和美
・「お母さんはしつけをしないで」長谷川博一 ←子育て中のお母さんに超おすすめ。ぜったいにご一読いただきたい本です。
・「アダルト・チルドレンと家族―心のなかの子どもを癒す」齋藤学
・「共依存かもしれない―他人やモノで自分を満たそうとする人たち (10代のセルフケア)」ケイ・マリー ポーターフィールド/翻訳 水澤都加佐
・「自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法」水島広子
・「“私”はなぜカウンセリングを受けたのか―「いい人、やめた!」母と娘の挑戦」東ちづる
・「アダルト・チャイルドが人生を変えていく本」アスク・ヒューマン・ケア研修相談室
・「アダルト・チャイルドが自分と向きあう本」アスク・ヒューマン・ケア研修相談室
ACを知り、ACを認めると、とてもラクになりました。
今はひたすら、自己肯定感を持つことを心がけています。
自分を責めない、いじめない、卑下しない。
このままの自分でいいんだと胸に手を当てるようにしています。
それでも、人と会った日の夜、
今日のわたしはあれでよかったのか
あんなこと言ってしまって相手にいやな思いをさせていないだろうか
あの人のあのときの表情が怖い、わたしのことが嫌いなのかも
わたしはまだまだだなあ
わたしってバカだなあ
才能ないなあ
ダメ人間だなあ
ブスだなあ
デブだなあ
未来に希望が持てないなあ
みっともないなあ、、、
などの自己否定感がふわふわと浮かんできます。
そして、わたしが作り上げた妄想の世界へ逃げ込んでいくのです。
AC、共依存、なかなか手ごわいですわ。
我が家の多肉たち
今日もすてきなエケベリアさん
もしかして、わたし、ACかもしれない、、、と思った方へ、
「アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす/西尾和美」から、
少し抜粋してここに書きたいと思います。
前半はすべて、わたしにあてはまり、胸に響くことばでした。
「22 共依存の人は自己の確立ができていない」
すべての共依存的な行動様式はここからはじまっています。自分がいったい誰であるのか、自分の人生の目的はなにか、自分はどういう人間になりたいか、自分は人生になにを求めているのかなどはっきりしないと、確信をもって自分の中心からものを考えたり、行動したりすることができません。他人の言うなりになってしまいます。この地球を去る前に自分はなにをしたいのか、自分の使命はなんなのか、じっくり探求しましょう。
結婚相手、友人を選ぶときは、「この人といると自分を失うような気がする」かどうか確かめてみましょう。他人に幸せにしてもらいたいと思わず、自分で自分を幸せにする力をつけていきましょう。
自分を大切にし、自分を肯定し受け入れ、自己主張を適当にし、自己のアイデンティティーが他人によって定義されることのないよう努力しましょう。自分が尊重できると、他人も尊重できるようになります。
自分のことをよく知るために、自分がどのように育ってきたか、どんな影響を両親、兄弟、姉妹、親類、先生、友人から受けてきたか調べてみましょう。どんな家庭環境でしたか。親がアルコール、暴力、怒り、仕事などにとりつかれていませんでしたか。あれこれ非難されて、抑圧されて育ちませんでしたか。ほかに家族にどんな機能不全があったでしょうか。自分の性格に大きな変化をもたらした、傷ついた体験は、いつどんなかたちで起こりましたか。
健全な自己を確立するためには、過去の心の傷の癒しが必要です。前章で述べたアダルト・チルドレンの癒しを参考にしたり、私の主催するリプロセス・リトリートのような、実際に体験的に過去の傷を癒すワークショップなどがあったら、勇気を出して参加してみてください。
自助グループや、サポートグループに参加したり、もしこういうグループがなかったら、自分たち仲間でつくってみてはどうでしょうか。
以上、共依存の特徴を述べ、その回復と癒しをどのようにしていったらいいかを見てきました。ある程度の共依存は、人間生活を潤滑にするのに役立ちますが、度が過ぎると自分を失い、自分も相手もまわりの人もみんな暗い穴のなかに吸い込まれて、みじめになります。これらの習慣は、長い間かかってできあがった奥行き深いものですから、それに対処するためには、総合的なアプローチをとり、毎日、なんらかの回復と癒しの活動をして、新しい健全な知識を得て練習する努力が大切です。
わたしと同じような心の傷を持つ方を癒すために、
わたしにできることはないだろうか、模索中。
その前に、わたしが自己肯定できるようにならないとね。
ゆっくり、自分のペースで次の扉を開けて進んでいきます。
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