5.19, 2014
愛犬はほぼ寝たきりに。
娘が撮影しました。
そして今、娘と昼寝してる。
これまで当たり前にできたことが、どんどんできなくなってきた愛犬。
小さなカラダで精一杯の生き様を見せてくれています。
・・・・・
ところで昨日、美殿町のまちでつくるビル2Fの、
イラストレーターすぎやまえみこ主幹のワークショップスペース「みんなの」で、
ぶびんが×プハラさんのフラワーアレンジメントに挑戦してきました。
器はぶびんがのもの。
カゴからホーロー、ブリキ製のものまでいろいろある中、
わたしはポーランドの器を選びました。
あとから料理に使えると思って。
今回のメインはシャクヤク。
シャクヤクとビバーナムは必ず使い、その他は7本は自由に選びます。
プハラさんのチョイスは渋くてかっこいい!
わたしはホワイトスター、ベゴニア、リュウカデロン、アスクレピアス、ユーカリなどを選択しました。
1時間ほど、すごい集中しました。
花の声を聞きながら配置していきました。
楽しかった〜。
おれの作品。
キウイのつるがアクセント!?
みなさんの作品とおやつ。
同じ花を使っても、完成品はそれぞれ。
面白いなあ。
イラストレーターのすぎやまえみこが、
その日に使った花をすぐにイラストにして、参加者にくださいました。
あと、映画好きのプハラさんとすぎやまえみこの、花にまつわる映画のコラムも!
すごく面白い!
ぜいたくなお土産です。
さっそくリビングに飾りました。
昨日はつぼみだったピンクのシャクヤクが、
今日は白いシャクヤクよりも大きく開いています。
きれい!
来月8日(日)にまた美殿町のまちでつくるビル「みんなの」で、
11日(水)はぶびんがで開催。
次回はあじさいのブーケだって!
◆問合せ
「みんなの」
info@mitonomachi.com
「ぶびんが」
058-294-7303
【おまけ】
プハラさんの「花屋のおきらく日記」
http://puhara.exblog.jp/
今日、郵便局へ行ったら、シャクヤクの切手があったので、迷わず買いました。
シャクヤクは原産が中国。
中国といえば台湾(強引!)。
ドラマ「ロング・グッドバイ」、映像美にうっとり。
ストーリーは、まあまあおもしろかった。
小雪さんがやはりムカムカしてくる美女を演じていらして、そこも良かった。
いつもムカムカさせてほしい。
浅野忠信氏の芝居が好き。
綾野剛くんも色っぽくて良かった。
レイザーラモンHGもがんばった。
滝藤賢一(ダンディー!)もいいね。
わたしが俳優で好きなのはだんぜん山田孝之(ヨシヒコまたはウシジマ)と染谷将太(エスパーだよ)。
顔がタイプというより、芝居が好き。
ドラマ評はまたゆっくり書かせてください。
止まらなくなりそうなので。
◆お知らせ!
もともとやっていたブログは「ごはん日記」になりました。
良かったら遊びに来てね!
「読書日記、ときどき日常」
5.12, 2014
タイトルは鈴木雅之さんの歌のメロディで。
ここのところ引きこもっているので、愛犬とずっといっしょ。
わたしのカラダの上でぐっすり眠っとる。
ああ、しあわせ。
ほとんど寝とるけど、たまに起きとるんやから〜。
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タイトルの話。
以前のSignaLのブログでは、ほとんどがエロでした。
わたし、エロキャラでした。
当時は官能小説を書いたり、セックスをかなり研究していたこともあって、
エロ、大得意でした。
ところがみなさん、もうお気づきかと思いますが、
ブログ第2ステージをはじめたこの3ヶ月近く、エロの要素は1ミリもございません。
犬、子ども、花など、さわやかな生活と、心の森の旅が主になっています。
意図的にそうしているわけではなく、
いまはエロな気分になれないのです。
あるとき、わたし、大変なことに気づきました。
小さいころから父親がおらず、母子家庭で育ってきたわけですが、
貧乏だし、勉強もできんし、っていうか勉強する気にならんし、なにをやってもうまくいかない。
不運続きの人生。
高校1年のときにつきあっていた彼が交通事故で死に、
死んでからほかに彼女がいることがわかり、大ショック。
わたし、その人の子どもをおろしていたし、なんかもう、どん底でした。
立ち直るまでに10年くらいかかったかも。
長い間、青春を棒にふってしまいました。
そして、わたしはしあわせになれないんだと思い込んでいました。
高校を卒業して就職すると、おっさんたちにモテることに気がつきました。
そのころはバブルでもあったのか、おっさんたち、高級割烹に連れていってくれたりしました。
医療関係の仕事だったので、先生たちが、誘ってくれるのです。
仕事がらみなのでカラダの関係はなし。
求められたら泣いてにげる、そしたら封筒を渡されて、お金が入っていたり、
仕事で親睦会という名の宴会をするたびに、酔っぱらってお金をくださったり。
わたしが19〜24歳のころです。
おっさん好きはけっこう最近まで続き(16歳年上のおっさんと結婚したし)、
それはそれで面白い体験でしたが、わたしの性格の弱さなのでしょう。
人に依存するのが当たり前になってしまっていました。
年上の男の人がなんとかしてくれるから。
(うちの夫はなにもしてくれませんが)
わたしから楽しいひとときをプレゼントするのではなく、
プレゼントしてもらうことになれてしまったのです。
つねに受け身。
エロが身に付いたのもそういた経緯なのだと思います。
わたしの魅力はエロだと思ってしまったのです。
そして、エロいと、かまってもらえるし、目立つ。
とはいうものの、さみしさをまぎらわせるものなので、人の顔色や言葉でぐらぐらぐらぐら。
心がとても忙しく、満たされず、怖れでいっぱい。
ずっと人のエネルギーをうばって生きてきたんだと気づいたのは、つい最近。
そんな自分に愕然としました。
無意識に、当たり前のようにそうして生きてきた自分が情けなくて情けなくて、もう、言葉になりません。
こんなんじゃ、わたし、いつまでたってもしあわせになれない。
自立しなきゃ、依存を断ち切らなきゃ。
そう感じました。
まだ出発点です。
エロな気分になれないのは、そういった経緯と、
苦しかった子育て(苦手〜逃げたかった〜でもがんばったよ〜)が、
子どもが中学に入ったとたん、だんぜん楽しくなったこともあります。
いきなりぐーんと大人になって、たのもしくなったのです。
わたしの中学のころはすさんでおり、
貧乏だったので部活もできず(ユニフォームとか道具とかお金がかかる)、
かといってヤンキーではなかったんだけど、
なぜかヤンキーの男子にはわりとモテたけど、つきあったって、すぐに別れ、
恋に夢中になりすぎて成績も悪いし、とにかく、あきらめの人生。
現実逃避ばかりしていました、いまもまだそうだけど。
(なぜかいつも松田聖子のものマネをしていました)
娘にはこんなすさんだ中学時代を送ってもらいたくない。
ありがたいことに娘は陸上部に入り、まぶしいくらいに部活をがんばっている。
スパイクやユニフォームなど、お金はかかるけど、無理してでもやらせてあげたい。
全部で5万円くらいは軽くかかるけど、お母さん、がんばるわ。
こんなにお金がかかるんだもの、2つ上の姉がいたし、母子家庭では無理だったことが、いまはわかる。
だからね、こっからよおう、こっから新しい自分を作っていくの。
いままでの自分を抱きしめて、
ありの〜ままの〜自分にな〜る〜のぉ(映画、見てません)。
あきらめず、
依存せず、
強く、しなやかに。
46歳で出発したって、遅くないでしょう?
5.5, 2014
ゴールデンウィーク前に納品したので、ゆっくり過ごせています。
が、娘が毎日部活(陸上)なので、いつも通り起きています。
ちょっと前から愛犬のカラダがガクンと衰え、さらに介護度アップ。
18歳と5ヶ月、長生きでありがたくて。
ここ3年くらいはおまけの人生だと思って、いつだって覚悟はしていたけれど、しているけれど。
すっ転びすっ転びしながら、なんとか歩いています。
そして、ちゃんとトイレでオシッコしようとする強い意志があり感心です。
そのほとんどが場所からズレているけど、10回に1回くらいはきちんとできています。
相変わらずコタツが基地。
いまはわたしの足の上でおねんね。
かわうぃ〜。
愛犬とともにゆったり過ごすしあわせをかみしめる日々。
大切に、大切に。
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前回、
「わたしの話を聞いてほしい。
わたしに耳をかたむけてほしい。
でも、わたしはつまんない人だから、わたしの話なんてつまんないから、誰も聞いてはくれない」
という想いを秘めていることを書きました。
人前で話すのが苦手なことも。
そんな中、文章講座の依頼をいただきました。
これはもう、克服するチャンスでしょう。
昨年もやったのだけど、うまく話せなくて、
「資料みればわかるから」って言って逃げたのだけど、
(なんて雑な講座!)
今回はちゃんと言葉で説明したいです。説明します!
資料もバージョンアップさせよう。
注目されると怖くなって話せないし、
おしゃべりに夢中で誰も聞いてくれないと悲しくなり、自分の無能さを知る。
今から準備してがんばります!
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話は変わって、大月さんの野草でにぎわうお庭、見ましたか?
懐かしい気持ちにさせてくれる、すてきなお庭。
じーっと見入ってしまいました。
我が家は、先日、越冬した金魚草、咲きました!
うれすぃ〜。
多肉植物のエケベリアがにゅ〜っとくき(?)をのばして花を咲かせています。
キモい〜。
このキモさがたまらんわ〜。
ぎゃ〜!
そして、昨年収穫した種をまいた、アサガオが顔を出しはじめました。
4.28, 2014
最近、時間があるときに、積極的にほかのメンバーにコメント(チャチャ)入れています。
ふふふ!
わたしが知ってるときのSignaLは、みんなのコメントであふれていたから。
そういうの、面倒くさい時代なのかな。
時代のせいにしてみたけど、すっきりと、ひっそりと、こっそりな今のSignaLも心地よいです。
気を使わなくていいもん。
だっ、けっ、どっ!
わたしは下町のおばちゃんみたいに、リアクション、入れていきまっせー。
無理しないで、心が動いたときに。
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先日ここにアップした、
何を植えたか忘れたけども無事に越冬してくれた植物ですが、
(これです)
先日、久しぶりに庭を見てびっくり。
かわいらしい花を咲かせていました。
こういうステキなサプライズがあるから、ガーデニングはやめられません。
手入れはてきとうだけど(小声で)。
アップルミントもにょきにょき芽を出しています。
表の鉢植えもほら!
奥の長いかごに入った左はしの越冬した植物が・・・
こんなに可憐な花を咲かせています。
濃いピンクのナデシコもきれい。
右の白いジャスミンはわたしの管理が良くなかったみたいで、あまり咲かなくなりました。
ばしばし剪定したほうがいいみたい。
って思ったらいてもたってもいられなくなり、今、剪定してきました。
庭に植えたほうがラクそうなので、近々、そうします。
そう、わたしは基本、植物男子ベランダー と植物の育て方の考えは同じです。
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わたしはいろんなことに敏感で、いろんなところ(身体の)も敏感ですが、
もう、あほみたいに気になってしょうがないタイプ。
主に人の言動。
それに流され、落ち込み、立ち上がるということの繰り返しで、
こんな生きにくい性格、なんとかできんかとスピリチュアル系の本を読んだり、
ときにはお金を出してセッションを受けたり、
人のせいにしてみたり、
甘えた生き方をしている自分が悪いと、自分のせいにしてみたりで、心がざわざわ。
ずいぶんとうまくつきあえるようになりましたが、やはり、生きにくい。
結果、生きにくいのがふつうだと思うことにしました。
そんな中、さきほど、自分の心が、
「わたしの話を聞いてほしい。
わたしに耳をかたむけてほしい。
でも、わたしはつまんない人だから、わたしの話なんてつまんないから、誰も聞いてはくれない」
と嘆いているような感じがしました。
ここのところ飲み会が続いたのだけど、
なんかちょっと、つまんないなっていう瞬間がいくつかあって、
それってよくあることなんだけど、今回はスルーできなくて。
例えば、何人かで飲んでいたとします。
そのうちのひとりが、わたしに話をふってきました。
わたしに気を使ってふってくれたのだと思う、それ、すごくうれしい。
でも、さあ話そうとしたら、別の人が全部自分の話に持っていっちゃった。
「ちょっとー!わたしの話も聞いてよ、今、わたしに話ふってくれたじゃん」
とも言えない浅い関係なので、
そうだよね、わたしの話なんてつまんないよね、聞きたくないよねって、さみしく思いながら、
持っていかれた話をじっと聞く、そんなシチュエーションが何度かありました。
同じ人ではなく、別の人からも。
話を持っていってしまう人は、自分が中心になりたいのかな、さみしいのかな、
それとも、わたしに話をさせるのが悔しいのかな、もしかしてだけどライバル心持ってる?
やっぱりわたしに興味がないのかな・・・
想いをめぐらせてみるけれど、相手の心情は、よくわかりません。
もうその人たちとは飲まないことにしました。
つまらないから。
マナーとしてどうよとも思っちゃうし、
そういう人に限って、ありがとうを言わない。
かといって、わたしに注目が集まると、とたんに話せなくなるのです。
怖くなって、わたしの話なんてたいしたことないから、注目しなくていいよおうって、
緊張しちゃって、自信がなくなって、言葉が出ない。
たぶん、それでたくさんのチャンスを逃していることでしょう。
ああ、生きにくいったらありゃしない!
いいじゃん、そんなこと、どーでも!ってスルーできたら、どんなにいいでしょう。
小さな心の声をひろったはいいが、フォローができていないのよね。
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うちの愛犬、18歳と4ヶ月のニパコ。
後ろ足をひきずり、腫瘍をぷらぷらさせながら、今もよたよた歩いています。
でも、1日の大半は寝ています。
こんなふうに、こたつで。
4.1, 2014
この前お正月だったのに、早いねぇ。
毎年、4月まではほんとうに早い。
前回アップしたお花、サクラ満開!
とってもきれい!
娘の卒業式、無事に終わりました。
ミーティングを重ねたアフターパーティも大成功!
やっていくうちにプロ並みの腕になったお母さんのバルーンアート、素敵でしょう。
北部コミュニティーセンターで行いました
しかーし、あんなに練習したママさんコーラスは大失敗。
実行委員は「上を向いて歩こう」の下のパートを練習していたのだけど、
練習しすぎてしまい、
上のパートを唄うお母さんたちよりも声が大きくなり、
みんなつられて下のパートを唄ってしまうという。
あの唄を知らない子どもらは、下のパートを主旋律だと勘違いしないだろうか。
それもまたいい思い出だ。
子ども会の会長もしていたため、
主に土曜の朝に行われる実行委員のミーティングに出席するのは大変だったけど、
参加させてもらって良かった。
お母さんたちのパワーにただただ感動です。
そして、ママ友ってなんだろうと考える良いきっかけになりました。
わたしは誰とつきあうにしても、表面上ではなく、わりと心の深いところまで見せてしまうし、
見せてほしいとも思う。
いざというとき、その人のために出動したいと願う。
大切に、じっくり、長くつきあいたいのです。
でも、そうではない人っていて、
もしかしてそれが大半で、
わたしが濃い関係を求めすぎるのだろうかと悩み、考え、傷つきました。
でもやっぱり、わたしは表面上だけではつきあえない。
そういう薄い関係の人と、お酒を飲みに行ったり、人のうわさ話なんてしたくない。
時間がもったいない。
だったら、基本、ひとりでいいし、ひとりのほうが気楽。
できるだけ自分がブレない環境を作ろう。
今回のパーティのように、わたしに出来ることでお手伝いできて、
その期間、濃く、みんなで協力しあうような、そういうおつきあいはしていきたいな。
いざというとき、出動したい。
不器用なつきあい方しかできんけど、
わたしが変人なんだろうかと自分を責めたけど、
基本、ひとり。
それがいい。
そう思ったら気持ちが晴れやかになった。
さらっと表面上つきあえる人は、それでいいし、まちがってない。
自分を認めることで、ほかの人のスタイルも認められるね。
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先日、娘と東京へセレブ旅行に行きました。
六本木ヒルズグランドハイアットの会員だけ使える部屋に泊まり、
とあるセレクトショップの高い服をもらい放題という。
身内が裏原宿のセレクトショップで成功しているので。
成功ってなんだ!?
うん、でも、あれは成功だと思う。
すてきなもてなしを受けた。
ありがたい!
初東京の娘は憧れの109で買い物をし、
大好きなSEKAI NO OWARI が作った大田区のライブハウスに連れていってもらって、ご満悦。
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◆最近のお仕事
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「東海バル案内」
岐阜のバルを紹介しています。
カメラマンはビンキーちゃんです。
2.28, 2014
みなさん、ごぶさたしています!ロミ姉です!
SignaLに帰ってまいりました。たぶん5年ぶりぐらいでしょうか。
大月さんに「またブログやりたいねん」と言ったら、
両手を広げて抱きしめてくれました、心の中で。
大月さんの懐の深さ、柔軟な心、SignaLに対する想い、考え、わたしの中にびんびん響きました。
とても感謝しています。
ありがとう。
(わっ、いま大月さんのブログを見てびっくり!ただいま!泣ける!ありがとう!)
・・・・・・・・・・
あのころ、SignaLを辞めたのは、疲れてしまったから。
たくさんの人の中で自分をちーとばかし大きく見せて「目立たなあかん」と勝手に思っていたし、
みんながブログで「俺ってかっこいいだろ?」的な、かっこいい自慢をしているように見えてしまったから。
(これはわたしの歪んだ心が見えた景色であって、実際はちがう)
SignaLを辞めてからは、
わたしはなんのためにライターをしているんだろう?
かっこいいと思われたいから?
ちやほやされたいから?
有名になりたいから?
ほんとうに書きたいことって、なに?
わたしがライターやっとるのって、こんな薄っぺらい想いしかないの?
などなどと想い考え向き合うことで、自分でもわからなくなり、
ちょうどお話をいただいたので、1年間の契約で就職しました。
そこで、また、いろいろと人間模様があり、
若い人たちや県の職員さんたちにプライドをぶっつぶされました。
編集者として、ライターとしてのキャリアを、見事に蹴散らされたのです。
わたしはぺしゃんこになり、自分にはなんもないのだ、なんもない人間なんだということを悟りました。
もちろん、若い人たちや県の職員さんは、意図的にわたしをいじめようとしたわけではなく、
仕事を通して、それぞれのやり方をしただけ。
(これはわたしの歪んだ心が見えた景色であって、実際はちがう、再び)
今となっては、とてもとても良い経験となりました。
彼らから、たくさん教わりました。
あれがなかったら今のわたしはありません。
心から感謝しています。
そのとき作ったのがこれ。
長良川ブランドブック「湊」
其の壱と其の弐があります。
鵜飼観覧船の船頭さんや川漁師さんに取材しました。
これまでライターとしてやってきた取材法を捨てて、
新たな気持ちで挑んだ、長良川が大好きになる一冊です。
(SignaL事務所にあると思うので、ぜひ、手に取ってみてください)
・・・・・・・・・・
契約期間を終えてから、わたしにはなにもないことがわかったので、
書く仕事を辞めようと思い、名古屋の人材派遣へ登録に行きました。
が、20年もパソコンを使っているのにずっとMacだから、
Macのワープロソフトを使いこなす自信はあるのだけど、WordとExcelには自信がない。
使えないこともないんだけど、自己アピールできるほどでもないので、履歴書みたいなシートに書けない。
おまけにライターの仕事は接客に通じるものがあるのだけど、
実際にお店で働いていないので、キャリアとして書き込めない。
結果、わたしのシートは真っ白。
なんも特技も特徴も資格もなく、年齢だって45だし、働くところが見つかりません。
またまたわたしにはなにもないことを知りました。
要は、20年間、取材して原稿を書くことしかやっとらんのでした。
・・・・・・・・・・
そんなこともあって、途方に暮れていた昨年の6月、
友人でイラストレーターのすぎやまえみこが「一緒にやらへん?」と声をかけてくれたのが、
先日、じゅんこちゃんがSignaLプログで紹介してくれた本でした。
「レズビアン的結婚生活」(イースト・プレス)
東小雪+増原裕子
まんが・すぎやまえみこ
すぎやまえみこと一緒に小雪さんとひろこさんに長い長いインタビューをし、
それをすべて文字に書き起こして、
どんな内容を入れたらいいか考えたりするお手伝いをさせていただきました。
(SignaL事務所にあると思うので、ぜひ、手に取ってみてください)
・・・・・・・・・・
また、11月には美容室「シエスタ」の15周年記念として、
高校時代からの友人でもあるオーナー・晶子(まさこ)の半生を綴った冊子を作らせてもらいました。
「Siesta これからも つづく ものがたり」
表紙はすぎやまえみこ。
IllustratorやPhotoshopが使えなくても、
WordからPDFに変換すればそのままネットの印刷屋さんに出せることがわかったので、
慣れないWordでレイアウトもしました〜。
・・・・・・・・・・
だれかの人生を取材させていただき、文を書いて、その人を紹介する。
やっぱりわたしには書くことしかないのでしょう。
そうなると今度は、本気のエッセイが書きたくなって、
だったらたくさんの人が見てくれるSignalでやりたい!と思い、大月さんにお願いしたのです。
以上でSignaL復活までの物語は終わりなのですが、
ブログのいちばん上の青い帯に書いてあるタイトルを見てください。
ふふふ!
ゆるいでしょう?
そう、ゆるく、楽しく書いていきますので、よろしくお願いします!
・・・・・・・
【おまけ画像】
・・・・・・・
1月に原宿で行われた「ふたりのママから、きみたちへ」「レズビアン的結婚生活」の出版イベントにて。
左がひろこさん、右が小雪さん。
とっても爽やかなおふたり!
実名を公表しての活動は、想像つかないほどの勇気と強さ、しなやかさが必要だと思います。
お人柄もステキです。心から尊敬。
うしろの着物がすぎやまえみこ先生。
出版イベントで司会をされた荻上チキさん。
右の着物がすぎやまえみこ先生。
打ち上げにて。
右が装幀の祖父江慎さん!神様!
隣りに座っていただいた瞬間、ふわりと包まれるぬくもりを感じました。
左はしに見切れているのが顔出しNGの100%ORANGEさん。
わたしの左の着物がすぎやまえみこ先生。
写真を撮るのを忘れていましたが、
一緒にお仕事をさせていただいた「よりみちパン!セ」編集長の清水檀さんもチャーミングでステキな方でした。
すっかりパン!セのファンになり、本を買い集めています。
そして、紙面全体をデザインされたコズフィッシュの佐藤亜沙美さん、
かわいくておしゃれで、仕事が早くて、もう、大拍手です。
こんなツイートを見かけました。
すぎやまえみこのおかげで、素晴らしい一夜だったこと、ちょっと自慢してみました。
さあ、この出来事をいい意味で忘れて、次へ進もう。
・・・・・・・・・・
ここまで書くのに3時間半かかったー!
これからもずっと、これくらいの気合いで書きますゆえ。