夢
7.27, 2022
夢が無くなったら男として終わり
そんな言葉が頭に浮かぶ
最近連れの放った言葉だ
別の連れに夢を語ってる時に放たれた痛恨の一言だった
確かにそうだし夢があってよかったと
思い返した瞬間でもあった
それとも俺の夢の話がくどかったのか
その場の締めくくりには相応しい言葉だった
しかしどうだろう 今のオレは
努力と言う言葉に耳が痛い
無論 努力がなければ叶わない
夢というものは甘くない
その都度破れた夢を思い出してみればよくわかる
簡単な事だが難しいのだ
続ける事も才能だがダラダラするのもよくない
諦めも肝心だがその途中 引き返すわけにいかない
そこには追い続けた俺の夢がある
近づいては離れて近づいては離れ
年を重ね経験を重ね 形を変えながらも
改めて輪郭が見え始めた夢がある
壮大でスケールがでかいのにも関わらず
一方所々細かくこだわりが詰め込まれてる
人様はどうか分からないが 俺の頭の中に居るようだ
そんな夢の中に俺は居る
まだ覚めようもない夢だが
目を開けて見続けている 少年のように
気持ちは変わらぬままだ
きっと男は夢を見る生き物のようだ
見続ける事で生き甲斐を感じるのが男なのだ
そこに詰まった浪漫に浸れる生き物なのだろう
状況や環境が変わっても変わらないものがある
やりたい事 それが夢なんだ そんな夢を
叶えた先に一体何が見えるのだろう
何も見えなくてもいいが体験する前に語るのは止したいものだ
叶えてからだ この先は叶えてからだ
甘っちょろい己に別れを告げまた会いにこよう
あの時踏ん張ってよかったなと言いに
その先の景色をお前に教えにまた来るよ
これも俺の一つの夢か
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