アート×ブロックチェーン×フードチェーン
12.3, 2018
最近では表紙の雰囲気によって、キンドル(電子書籍)ではなく紙の本を買う事が増えてきました。w
上記の本も、なんとなく紙のほうがよさそうな気がして紙の本を購入。
僕は「ブロックチェーン」については、暗号通貨の登場によって知りました。
信頼や信用を特定の個人や団体に一点集中させないための、非中央集権化や分散型台帳システム。
既存の信頼や信用を今度はテクノロジーで担保しようよ、ってのがブロックチェーン。
倫理的なのは置いといて、人と計算機ではどちらが信用性が高いか??
言わずもがな。
超簡単説明しかできないくらい、僕も素人ではありますが。
「インターネット」よりも破壊的ポテンシャルを持つと言われているブロックチェーン。
でね、最近のあれやこれも、よ〜くみてみると「個人から個人」という
ある種、本来の「民主化」の実現を目指しているのかな〜と思う。
シェアリングエコノミーもそう。
時代は逆行へ
ブロックチェーンとシェアリングエコノミーがもたらす「限界費用ゼロ社会」の実現。
それはまるで狩猟民族だった頃の自然的な「食物連鎖」 フードチェーンのよう。
生きるため(目的)に食べる(手段)のか
食べるため(目的)に生きる(手段)のか。
なぜだろう。目的と手段がいつの間にか差し替えられた近代
英語を覚える?
英語は言語であり、言語はなにかを「伝える」手段でしかなく
目的は、その「英語で(外国人に)伝えたいこと」である。
プログラミングを覚える?
これも一緒でプログラミングはコンピューターを動かす手段でしかなく
どのように動かしてなにを成したいかが目的である。
2020年以降の「プログラミング教育」の本質は
「論理的な思考能力」の育成だと、僕は思ってます。
手段がコモディティ化してしまうのは、ここ数年がとくに物語ってます。
更に、その「手段」たちって、テクノロジーで解決出来そうな気がしませんか?
英語は自動翻訳機、プログラミングはAI(人工知能)で浅いレベルなんてのは
イケそうな気がしませんか。
で、何が言いたいかというと、手段なんて後付けでよくて
「目的」を生んだり育てること、そして実行することのほうが重要かと。
ましてやこれからの「AI社会」においての人ならではの役割という面でも。
これは自分への戒めでもあり、どうにもこうにも「手段」に固執しちゃうんですよね。
ブロックチェーンも手段。
インターネットも手段。
ではそれらの目的とは??
余談な問題提起ですが、「個人から個人」や「CtoC」という「仲介」を挟まない場合
その個人には「目利き」が必要となるのではなかろうか。
どう思いますか?
さて、そんなブロックチェーンまでの歴史を読み解きたく
僕は今、このラインで遡ってます。
この本の面白い点は、会計の歴史といえど、会計の手法や専門用語云々ではなく
下記の歴史的絵画の誕生理由より、その歴史が始まるというところ。
【トビアスと天使】
【最後の晩餐】
【夜警】
まだ途中ですが、めちゃめちゃ面白い。
思いもよらなかった会計の世界史。
まさかの「紙」の登場がもたらしたといっても過言ではない会計の世界史。
でね、根っこの目的は、どれも「価値の交換」だと僕は思ってます。
歴史を振り返り、各時代の目的の点と点を繋いで
満たされた今の時代の「ニーズ」とあらたな「問題」を探すという一人遊び。
どうです? 根暗でしょ。w
でもね、論理的思考能力や哲学は、答えのない何か生きづらさを感じる時代において
「生きやすさ」を生み出す気がしてます。
いつかこのブログがもっともっとブラッシュアップされ
誰かの「生きやすさ」に繋がったのなら本望です。
遊べもっと。そして、学べもっと。
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