国家試験を受けてみた。
10.21, 2019
無線従事者といえど、種類はいろいろあって、今回僕が受験したのは「アマチュア無線4級」
とりあえずネットで調べると「合格率70%」や「小学生でも合格できる」
なんて書いてあったので余裕こいてました。
この試験の要点はたった一つ。
過去問からの出題となるので過去問さえ片っ端から暗記してやればいい。
余裕ぶっこいてまいした。
無線といえばwifiくらいしか知らないし
クラリファイヤは「クリアファイル」の誤字だと思ってたし
スポラジックE層は「ボラギノールA錠」の類似品かジェネリックだと思ってたし
Ω(オーム)は「とある集団」のことで間違いないと思ってたし
H(ヘンリー)は「エルメス」か「ハリウッドランチマーケット」のロゴくらいしか浮かばないし
てか、ヘンリーと言えば、車業界からの視点だと偉大なるヘンリーフォードでしょ。だし。
ここで話は逸れて「ヘンリーフォード」について。
ヘンリーフォードとは、アメリカの自動車メーカーのあのフォードの創始者ね。
当時まだ馬車が全盛期の頃に車を売ろうとしたワケです。
今だったら「そうだ! 車というものをかっこよくブランディングしよー。」
と、なりそうですが、あのお方は
平らな道を敷いてその上をスーッと車を走らせたら、みんな乗りたくなるんじゃないだろうか。
という仮説のもと、国にかけ合い道路(インフラ)を整備。
そうです。
「モノ」を売るんじゃなく「コト、体験」を売ろうとしたんです。
今の時代にもっとピックアップされてもいい偉人だと僕は思ってるんですがね。
で、話を無線の国試に戻しまして
そもそも「言語」が違う、文化が違う
世界が違うことに気づいた、問題集を購入したあの日の夜。
たぶん、この試験を受ける人って、そもそも無線が好きな人、興味のある人なんでしょうね。
まさに「この世界の片隅に」追いやられた瞬間。失楽園。
しかし、目的のために。
適度のランニンングとユーグレナ+(ミドリムシのやつね)で脳を活性化させ
普段からのルーティンである、情報取得と読書を一時断ち
限られた脳のリソースをそっち側へフルコミットさせ
夜な夜な2週間のレッツ暗記大会。
合格ラインは
「無線工学」12問中8問正解
と
「法規」12問中8問正解
両方とも合格ラインを超えないと免許取得とならない。
自己採点による結果は…
「無線工学」12問中11問正解
と
「法規」12問中10問正解
無線工学の1問が、過去問にはなく(僕の買ったテキストにはない)正解がわからないままなので
無線工学は満点の可能性有り。
というワケで、合格通知は来月頭ですが、ほぼ合格でしょう!!
実は法規のほうが自信あった為、後半で勉強(暗記)の手を抜いたせいで
法規イージーミス。オール満点には届かず。。
さて、これでようやく目的の「マイクロドローン」を購入、飛ばして撮影出来る免許取得。(予定)
スタートラインへ。(予定)
市販されてる誰でも飛ばせるマイクロドローンもあるんですが、動画スペックをあげようと思うと
どうしても遅滞のない電波の使用権が必要だったんです。
ここからは無線局の開設等いろいろ進めてマイクロドローンの世界へ行きたいと思います。
通常のドローンが鳥目線なら、マイクロドローンは
店舗、教室、建物内、人の隙間等を無尽に飛ぶ、虫視点。
たとえば、近畿大のマイクロドローン映像はコチラ。
【国試後記】
久しぶりの試験。
まーまー緊張しました。めっちゃ手に汗かきました。
試験会場は名古屋で日曜日の午前中。。
朝から頭を回す。嫁とひーくんは試験中、近くの公園で遊んで過ごすという
僕の緊張感とは裏腹。。w
そして今時「暗記」に意味があるのか ? ググればいいじゃん!
って思ってるそこのあなた。
車を運転する時に「教本を片手に」運転しますか?
それではとっさの「判断」が出来ませんよね。
たとえ暗記であろうと、頭の中に知識があるのと無いのでは
とっさの判断はもちろん、思考の組合せや、深さに影響してくるんですよ。
ググるのも大事だけど、自分の頭で考えるってのは
もっともっと大事なんだよーーん。
ググるだけなら、それこそAIやプログラムのほうが人間より得意だよーーん。
国試無双。
無線もだけど何事も、デジタルとアナログの双方のバランスが大事。
ではでは。
おっす! 一番星!!
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