チョコレート戦争。
2.11, 2014
もーすぐバレンタインですね。
旅レポ、ちょっと飽きたので、今日はバレンタインのことを少々。
と言っても、今年は本命チョコあげる相手もいないので、残念ながら色恋ネタではない。
そう、バレンタインとは、製菓業界がクリスマスの次に忙しいであろう、一代イベントである。
このイベントのおかげで、毎年11月くらいには、岐阜のいろんな洋菓子店さんのチョコレートを撮影させていただく。
それに乗じて、大量のチョコレートも食べさせていただく。
で、勉強熱心なあたしは、全国のチョコレート前線はどんなもんかと、JR名古屋タカシマヤで行われてるバレンタイン催事に行ってみた。
年々規模を拡大してるらしい、この全国トップクラスの催事、売り上げは、なんと11億ってウワサ。
チョコレートで11億って、中部圏の女子たちの、バレンタインに対する金のかけかたは半端ない。
で、行ってみたら、10階の催事場には160ブランドのブースがひしめきあい、戦っていた。
ミッシェルブラン、ヴィタメール、ジャンポールエヴァン、サダハルアオキ、エスコヤマ、フォルテッシモアッシュ、、、
あたしがチョコレート撮影してなかったら、絶対に知らないであろう名前ばかりだけど、ホント、超有名店。
で、いろんな有名店の有名パティシエたちが自ら店頭に立ち、紙袋にサインとかしていた。もはや芸能人。
てか、平均して1粒400円以上するチョコレートって、どれ買っても、あたしにはたぶん違いがわからんし、おいしくないワケないでしょ。
なら、何で選ぶかってなると、デザインとかパッケージとか、ディスプレイとか?
今回あたしが気になったのは、「フーシェ オリンポス」と「イヴァン ヴァレンティン」。
これ、フーシェの惑星チョコ。宇宙好きの、あたしの心をワシづかみ。
でも、着色料スゴい使ってそうだし、こればっかりは食べたらおいしくなさそうだし、自分のために買うにはお高くて、やめた。写真左のロリーポップが「宇宙の奇跡」って名前で、たしか2100円。
宇宙好きの方にあげるには、いいかも。あたしも、もらう分には、喜んでいただきますからね。たぶん食べずに飾っとくけど。
で、買ったのが、イヴァンの方。
「ロスにプライベートアトリエがあり、本来なら、どなたかの強い紹介じゃないと買えないチョコなんです。イヴァンがひとつずつ作っています」って売り場のおねぇさんが言っていた、ハリウッドスター御用達の、幻のチョコレート。
じゃあ、なんでこんな催事場で買えるんだ?とは思ったけど、パッケージもディスプレイもキレイだし、他ブースの「日本初出店」とかってキャッチより、「紹介がないと買えない」っていう特別感にツラれ、気になったので買ってみた。
2個で1400円が高いかどうか、食べてみなきゃわかんないけど、これは師匠とイッコずつ分けることにする。
ちゃんと渡す感謝のチョコレートは、もちろん岐阜の洋菓子店さんのモノですが。
ということで、11億円分のチョコレートが消費されるタカシマヤのバレンタイン催事、大変勉強になりました。
ただ、本命チョコの予定がないバレンタインって、なんて冷静で盛り上がりにかけるんだろう。ってことも、切に訴えたいのでした。
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