切手　値上がり

8.24, 2019

消費税増税にともない、まもなく郵送代も値上がり。

84円はじめは、大好きなミッフィーにします。

 

この移行時期は、82円の記念切手も底をついているようで、

仕方なく普通切手の82円も数枚購入しましたが、

普通切手の82円が異常に高く感じる。

 

僕は思うのです。

普通切手なんか要らない。

 

 

 

 

 

 

 

普通切手を買う人は、送付のしるしとして好きも嫌いも無く買います。

つまり、図柄へのこだわりが無い買い方。だったら、記念切手でもいいはず。

 

普通切手は失礼にあたらない、という感覚がスタンダードだとすれば、

ちゃんちゃらおかしい話です。

何も考えずに普通切手を選んでるほうが、よっぽど失礼やんか。

 

ええ、熱く語るほどの話でもありません。

 

決して、普通切手を買う人の悪口を言っているわけではなく、

必然的に選ばないと買えない仕組みを普通にした方が、

なんかこう、世の中楽しくなるんと違うやろか、という話です。

 

 

事務員として働くOLさんが、中年上司から

「84円切手を100枚買って来てくれ」と頼まれます。

 

事務処理で忙しかったOLさんが舌打ちをしながら

近所の郵便局へと出かけます。

 

「84円切手、100枚ください」

 

ここからが問題です。

普通切手100枚を即購入するのが、平成までの買い方です。

 

「どれにします」

 

記念切手しかない未来（そんな未来は来ないでしょうが）は、選ばないといけません。

アニメやキャラクター、絵画や景色や動物やイベントモチーフなど、

実にさまざまな図柄の中から、100枚分10シートを組み合わせて、

もしくはめちゃんこ可愛い図柄の決め打ち買いをします。

 

どうですか。面倒くさいですか。

 

でもね、切手を買って戻って来たOLさんが、見てくださいよ、この切手!

と仲良し先輩上司に話しかける画が想像できます。

請求書を作る事務員の作業も、少しだけ楽しくなります。

受け取る会社も、味気なかった請求書に個性を感じます。

 

そして、切手を買って来てくれと頼まれたOLさんの舌打ちは

きっと無くなります。

 

 

どやろ、郵政のみなさま。

 

手前の損得やオペレーションだけでなく、

世の中を明るくできること、なんだかいっぱいある気がするんだなぁ。

 

ええ、ぜーんぶ自分への叱咤でもあります。

 

 

長げぇな。

 

サリュー。