心が動いた日

11.25, 2013

熱いです。気温ではありません。

僕です。心です。

 

高木聖雄、僕に起こる不思議なできごと。

それは

「１年に数回、自分の人生が変わるような心の動く人に出会う」

 

っと言う事。

 

今日、その日でした。

今僕が、BMXの仕事ではない方の仕事。

家電の自宅配送のアルバイトのパートナーの方でした。

まだ、１ヶ月ほどしか経っていないためトラックに乗り配送するパートナーの人は

日々変わる事が多いです。２人一組で、１日名古屋周辺の家庭へ家電を運びます。

車内の狭い空間でほぼ２人で１日いるのでいろんなお話をします。

 

今日のパートナーの「K」先輩ともいろんな話を。

僕の、生きてきたこれまでの事から、もちろんBMXの事も

そして、K先輩の事も。

K先輩は４２歳の大阪出身。

お笑い芸人のTKOの木元と同級生らしいです。

 

K先輩は１０歳の時、母親が職場の男性と浮気をしてそのまま出ていったそうです。

父親はその母親が出ていった後、違う女性と付き合い

山ほどのおもちゃを買ってもらい、山ほど美味しい物を食べさせてもらい、その夜

「まーがんばれや」の一言を残して出ていったきり、

母親は１度だけ、電話があったものの、両親共々３２年間１度も会わず今日まできたそうです。

兄弟もおらず、１０歳から５年かん母親側のおばあちゃんに育ててもらい

１５歳から「アパート借りたから一人で暮らせ」と言われ暮らしてきたそうです。

 

仕事の合間。

そんなK先輩は仕事への情熱とプロ意識に加え、話は飲み込まれるように聴きいりました。

 

僕のBMXの話になり、僕もいつも思っている事もやっている事も話しました。

K先輩は僕が、聴くと同じ、、、それ以上に聴きいってくれました。

そして僕の夢についても。本気で、本気になって。

 

「どうやったら、スポンサーが付くかな。。。」

「俺も、あたれる所あたるわー。。。」

「仕事をして乗りたいっという気持ちを持ち上げる、いいストレスかもしれない」

「どんなとこでも、BMXを知らない企業でもあたろう」

「もったいない、もったいない資金でつまずくのは本当もったいない」

っと。

そして最も心が動いた言葉。

「こんなバイトやってる場合なんか？世界のトップになりたいなら今のトップの奴より攻めんとアカンのとちゃう？

　仕事してる暇ないよ。」

 

過去に似たような言葉を言われた事もあります。しかし、K先輩の言葉は何かが違って心が動きました。

違いはわかりません。

 

わかる人にはわかると思います。

乗りたい、トライしたいと思い続けるとあたる壁　「お金」

働く、貯めるとがんばるとあたる壁　「時間」

 

みんんんんんんんんんなが知っているこれ本当だと思います。

みんんんんんんんんんなが思っている。

「時は金なり」

でも、うまくいかないこともあるということ。

それを行う事が凄く大切でも、大変であるということ。

この事で本当に何百回　右左に悩んできたのだろう。何時間考えたのだろう。

 

それをぶった切られるような思いでした。

とにかくそのK先輩は関西弁で

「もっっっったいない　もっっったいない」と。

 

ハッとする思いでした。

 

残りたった３年半を残したこのプロライダーとして

世界一を目指す夢。たったの３年半しかないと言うのに。

 

僕は「なにやってんだ僕は。何かを変えなければ」と思いました。

今日の悪天候の雨の中、映画「風立ちぬ」以来、目頭が熱くうるおいました。

 

もっともっと「セメル」のだ自分へ。

そして近い近い日、仕事をする暇無くトレーニング・練習をする日々を作ること。

そしてチャンスに全力でトライする事。

 

残り少ない2013年、もっとセメル。

2014年は仕事する暇なくトレーニング＆練習に毎日を費やせる。

そんな日々にする為に、動き出すべきだ。

 

仕事　なぜする？

自分がアメリカ修行、世界大会へトライ。

 

その為の資金。

 

でもやっぱりやっぱり、自分よりセメテそして　毎日乗っている人間には勝てない。

勝つには、乗るしか無い。以上。

 

2014年は仕事する暇なくトレーニング＆練習に毎日を費やせる。

目の前にある。ここに。

 

今日のK先輩の出会いに感謝します。

人の出会いはとは、ほっっっんとに最高だ。幸せだ、僕は。

１０年BMXやってきてよかった。

 

ありがとう。

 

何をしてんだ俺、

燃えろ。あつく　セメロ。

まだ足りない。